USBIF4CWでリニアアンプを安全にオンオフするためのインターフェース


USBIF4CWはリニアアンプをオンオフするためのPTT出力があります。ここにはフォトカプラ(TLP627-2)が使われています。これは、コレクタ・エミッタ間の最大電圧が300V、最大コレクタ電流150mAですので、たいがいのリニアアンプのオンオフは大丈夫だと思います。

私の知る限り、リニアアンプのオンオフ用リレーで最も大電圧大電流なのはTL-922です。これは100V、50mAですから、USBIF4CWで問題なくオンオフできそうな気がします。しかし、TL-922はリレーに発生する逆起電力を吸収するダイオードが内蔵されていない等の問題があるため、予想以上の高電圧がフォトカプラに掛かる場合もあるかもしれません。

私がリニアアンプを使うのは、海外運用の時だけです。そこで、虎の子のUSBIF4CWを運用中に壊してしまわないよう、高耐電圧の素子でリニアをオンオフできるようにするインターフェースを考えてみました。

なお、これを考える際には、JH2CLV望月さんのホームページが大変参考になりました。また、このホームページのことや、TL-922のリレー電圧、電流などについては、JA7QQQさんのBBSの常連さん達(JA7QQQさん、JA7OZWさん、JA7KVDさんほか)に色々と教えていただきました。お礼申し上げます。


回路図です。USBIF4CWのオープンコレクタ出力から同様のオープンコレクタ出力を作るため、PNPトランジスタ(2SA1015)を介して高耐圧のNPNトランジスタ(2SC2752)を駆動しています。

出力は2SC2752のオープンコレクタです。リニアアンプ側のリレーに逆起電力が生じた場合、それを吸収するためのダイオードを入れてあります(1000V 1A)。2SC2752はコレクタ・エミッタ間の最大電圧が400Vですので、USBIF4CWの出力になっているフォトカプラより100Vだけ耐電圧が高いだけですが、最大コレクタ電流は0.5Aと3倍以上の耐力となっています。

620Ωが2本並列になっているのは、単に1Wの抵抗がローカルでは手に入らなかったためです。ここは、ベースバイアスが結構流れますので、安心のため、このくらいの容量を見ておくことにしました。


組み上げたところ。タカチのYM-100に組み込みました。少しケースが大きかったですね。しかし、一回り小さいケースだと電池が入らないようなのでこのサイズにしました。

使用状況が書いてありませんが、実機テストが済んだら載せる予定です(まだ使ったことがありませんので)。


トップページに戻る